想定外を想定する

栗原市の小学校で大変な事件が発生しました。あろうことか校門から侵入した軽トラックが小学生を跳ねたのです。

事件を起こした当事者そしてその背景は今後の捜査によるところですが、児童を守る責務がある関係者に「油断」がなかったか、検証そして対策が必要です。

安全対策に限界は無い、そう思い定めることが必要です。私の関係する小学校では対策済みの危険箇所で発生してしまった児童の車との接触事故を契機に関係者現場立ち合いのもと、さらに対策を講じました。

東日本大震災発災時、のことを思い出します。市長選後落選して私は議席を離れていました。発災時のニュース映像に当時の議会リーダーの右往左往ぶりを目の当たりにして、強烈な怒りを覚えたこと今も鮮明です。

議会に再び送っていただき、常に市民の「安全安心」を念頭に活動を続けています。

危機に直面した時の対応、その時に日頃の覚悟と胆力がものをいいます。政治家はそのために、存在を許され、その時こそ責務を発揮するのだと思います。

先の議会で私の質問に仙台市長は答えてくれまして「危機管理に想定外はあってはならない」その通りです。