命を守る

総務財政委員会開催、継続審査事項は「デジタル手続条例について」DX化を総合的に進めていくには必要な条例だと思います。この条例が成立政令市20市中18番目、できればもっと早めにとは思うものの、ものにはふさわしい時期がある。本市にはこのタイミングだったんだと自分で納得。

所管事項では「市民の安全安心」に関して質問。去る7月7日仙台市太白区で通学途中の女子中学生が暴漢に襲われる事件が発生しました。犯人は刃物を持って刺し殺す大と女子逃げる女子中学生を追いかけたと言う、背筋の凍る事件です。

記者会見で市長はこの件に触れ、教育局に対応を求めた旨の発言をしておられました。発言に物足りなさを感じていました。市長の究極の責務と任務は「市民の生命の安全の確保」です。結果として守れなかった、このことは重大なことと私は考えます。

記者会見と言う大事な場で「市民の生命を危うくする行為を絶対に許さない」と宣言して欲しかったと思っています。全国47都道府県県の中で宮城県は警察官一人当たり対応する県民数の多さは最低から三番目、ワーストスリーになっています。

宮城県警察本部は警察官の増員を国に要請していますがなかなか実現していません。仙台市長は県警本部長に市民の安全確保を要請をすると同時に国に対する働きかけをする必要があります。

おりしも、委員会前日、若林区で刃物を持った男が現れ警察の情報収集を市民に求めています。何時又、女子中学生が襲われた事件と同類の事案が起こるか分からないと言う危機感を市長そして議会そして市民ともに持ちたいものです。

安倍晋三元総理の遭難は、「警鐘」と思わねばなりません。安倍元総理の御霊のご冥福を祈りながら二度と同じ悲劇を起こさせないと皆で誓いたいそして実践したいと思います。

警察だけの対応では間に合いません。仙台市も積極的に関わるべきです。危機管理局からは、今後の対応について前向きの答弁がありました。大きな一歩です。