PCR検査初体験

新型コロナ感染症が国の内外を揺るがす社会問題になって早くも三年経ちました。地方議員の任期は四年ですから残任期一年現在、ほとんどの期間コロナ感染症対策に追われた日々でした。

この間定例会を基本に議会活動は継続して行われてきましたが時間の多くが新型コロナ感染症に費やされた感があります。

当初はとにかく「PCR検査推進」の声が強くまるで「PCR万能」感がありました。私は必要に応じてPCR検査は活用すべきで、発症した人および接触した関係者のみで良いという考えです。

幸い自身発症しなかったこと、発症者が傍にいなかったこともありPCR検査未経験で今日までくる結果になりました。とうとう、先日会派メンバーに発症者が出て申し合わせの通り全員検査、私にとっては初体験となりました。

市役所本庁一階に設けられた常設検査所に初めてお世話になりました。いささか緊張気味に出かけた検査ですが、「案ずるより産むがやすし」でした。

幸い混雑もなくスムースに「検体」も採取出来て、10分かからない驚くほどの短時間終了、後は検査結果を待つだけです。対応する職員の要領を得た説明、効率的な動線、検体を取るブースも多く、これまでの経験が生かされていると感じました。市民の利便性を考えても市役所に設けたのは正解でした。

落ち着きを見せて終息も間もなくかと思っていたところに再びの流行の兆し、誠に残念です。重症者が少ないことがせめてもの救いですが、このままの対応体制では社会は本当に死んでしまうのではないかと危惧します。

療養期間の見直し、分類の再検討など話題になってきています。重症者の対応は厚く一方現実的な対応が必要になってきています。