鍛錬
鍛錬、「千日の稽古を鍛とし万日の稽古を練とす」宮本武蔵
主に武道の世界で意識され励みにされる言葉です。一つの技を身に付けるにはただひたすら毎日毎日日々の練習繰り返しの稽古に励むことが大事であるという意味と理解しています。
先日友人が突然入院いたしました。数時間に及ぶ緊急手術を経て当初はICU入り2週間と言う見立てでしたが1日で普通病棟に移ることになりました。電話口の声は元気で大手術をした直後の患者の片鱗も感じさせません。
今日の話ですと連休明けには退院と言うことです。良かった。。「驚異的回復」の源は日ごろからたゆまず行ってきた稽古、鍛錬にあるのでしょうか。私の研究課題が1つ増えました。
「たゆまない訓練」の大事さは誰でも認識していることだと思います。「停滞は後退である」どういう意味の格言も洋の東西問わず見受けます。
禅堂での修行僧の毎日の修行、作務も同じことの繰り返しのように見えながら、同じからず、「量質転化」量が蓄積すると質的に劇的な変化が起こるとされるそうです。
私は議員として仙台市の行く末を定めかつ市民の生活を左右する「議決」をしなければならない立場です。感覚を研ぎ澄まし日頃の心掛けの大事さを思います。自分自身鍛錬の大事さを改めて認識し、更に努めなければならないと心に刻みました。
友人の緊急入院そして無事、そして早期退院のニュースを喜びながら大事なことを教えていただいたとの思いいっぱいです。感謝です。