根は深い

仙台市の事務ミス、障害福祉サービス関連、が公表されました。公表に先立ち、議会に会派ごとに当局から説明とお詫びがされています。

主な原因は加算認定ミスとのこと。これが該当事業所への過小給付、あるいは過大給付ミスになったということです。

基本的な事務処理ができていなかかったということですが、私はもっと根が深いのではないかと思います。

国の事務ミスも最近起きていることは衆知の事実。ひとり仙台市ばかりではないことに懸念を持ちます。お役所の仕事は堅実、確実とは定評でした。そこが揺らいでいる。

ミスはつきもの、人はミスするものという前提で現在でも二重三重のチェック体制があるはずです。再点検は当然必要として、優れた体制を持っている他機関に学ぶことがあっていいのではないかと思います。

民間に学ぶことは必要ではないか。事務執行体制のチェックは内部ばかりではなく外部の人によるより客観的な視点での見直しがあっていいと思います。

実際民間での経験からご提案も届いています。市幹部職員がお詫びに頭を下げる姿に悲しさを感じます。頭を下げるのは職員でいいのか、違和感を感じます。

職員の職場環境の点検も必要です。劣悪です。事務ミスに原因は根が深いと思います。