仙台四谷用水

仙台藩時代藩祖公は後世に繋がるインフラ整備をされました。敢えて一言で言えば、百万市民がこの地に住める可能性を残してくれました。有難いことです。

生活に基本的に必須な要件があります。「水」がそれです。まち割りの対象が現在の市内中心部、河岸段丘のプラトーであるにも関わらず清水が湧き出る土地でした。

そこの地に水量豊な広瀬川から引き込んだ用水が後世愛されて呼ばれる「四谷用水」です。今日は地道に研究調査して貴重な資料を残してきた団体と仙台市との意見交換会、立ち会いました。

話が弾み思わずも二時間、アットあっという間の意見交換会でした。城下町せんだいの隠れた資産、四谷用水、改めて確認しました。

私たちの仙台は、何もない仙台、ではありません。有るものが見えない、其処に大きな問題がある、わたしたちであることを改めて確認しました。宝珠掌中に有り、見えないけれどもある、宝を見いだせる目利きになりましょう。

四谷用水は水利ばかりではありません。藩祖公がまちづくりを推進そして支えた新技術の発現の場だったのです。科学技術を駆使してまちづくりをする仙台は歴史的に伝統の裏付けがあるのです。