秋の田
「秋の田の 仮庵(かりほ)の庵(いほ)の 苫(とま)をあらみわが衣手(ころもで)は 露にぬれつつ」
第3回定例会最終日を明日に控え今日は予備日でした。事務所でTo Do リストを整理して出てきた一つが百人一首のページリンクでした。百人一首1番が、天智天皇の詠まれた一首「秋の田の*****」です。今日は日中の気温も17度、これまで通り窓を開けて仕事をしている肌寒い位です。気がつけばもう「今は秋、誰もいない海 ♯&♭」という季節になりました。そういえば先週仙台近郊を巡った時には、刈り取りの終わった田んぼが目についたことを思い出しました。
仙台は街中金木犀の香りが漂っています。今はまだ緑が美しい銀杏並木も、もう間もなく黄金の葉を輝かせるようになりますね。
To Do リストの整理は思わぬ拾い物を確認するチャンスになりました。
冒頭の仮庵の庵は、収穫を獣から守るための番小屋の意だそうです。そういえばかつてはそれらしい小屋が田圃のあちこちにあったよう覚えがあります。懐かしい郷愁を感じる歌ですね。