分科会2日目

仙台市議会決算審査第一分科会2日目でした。仙台市議会には会派持ち時間制と会派順に質疑を行うと言う慣例があります。ということで、本日は質疑の出番は無し、他の議員の質疑を拝聴することになりました。

開議が一時、終了が五時半過ぎ、今日も15分余りの休憩を挟んで、みっちり質疑が行われました。持ち時間制ですから、一分一秒が大事です。委員会室の横に設置された電光掲示板に示される質問時間を睨みながら、質疑が続きます。

答弁する側も大変です。委員側から質問通告が事前になされているとはいうものの、質問する側の事情、質疑応答の流れが変化することにも対応しなければなりません。委員がまだ質問しない事柄について「オーバーラン」的答弁があったりします。

ご当局は答弁を準備するにあたり一字一句最大の注意を払っています。議員側は質問の形で要求する側、答弁側は、出来るだけ応えたいと検討はしてくれるものの、諸事情でできないことがある。勢いあまって答弁が一歩踏み込みすぎると、空かさず上司が訂正をする。この攻防が委員会の醍醐味です。

「参った、議員の指摘の通り行います」。かくの如く答弁を引き出すことが議員の力量になります。日頃からの準備が実に繋がるか否かが質疑応答の出来不出来で決まります。まさに、真剣勝負です。