道路愛護
朝七時、宮城野通りの清掃開始、いそいそと出かけました。年数回実行される道路清掃の大事な日です。もう既に宮城野区の担当者の姿が見られます。緑濃い街路樹からは蝉の鳴き声が聞こえます。今日も暑い一日になりそうです。
宮城野通り道路愛護協会、設立して三十年近くなると思います。設立発起人が故松坂宏氏当時仙台駅東事業協同組合理事長そして私も一役担いました。当時は鉄砲町、二十人町を中心とした「第二工区」の事業が始まったばかりでまだまだ新旧混在した街でした。駅裏のイメージが色濃く残っていました。普通に「駅裏」と言われていました。
仙台の駅東地区に「かお」に位置付けられる宮城野通りはタバコの吸い殻、紙、びん、カンなどなど普通にみられました。植え込み等には自転車の車輪、家庭電化製品などが平気で捨てられていました。これではいかんと取り組んだのが道路清掃の取り組みです。その主体が「宮城野通り道路愛護協会」というわけです。
一昨日昨日と開催された仙台雀踊り、三年ぶりの開催で盛会でした。祭りの翌日と言うことでさぞかし汚れていると思って臨んでみると、見事に片付いていました。流石に、探せば、串の破片やペットボトルがないわけではありませんが、「探せば」レベル。主催団体の取り組みはあるものの、道路をきれいにしようという精神は、見事に根付いたと実感します。
人が変わり時間が流れても、宮城野通りが醸し出す「美しくありたい」という空気は確実に根付き人を動かしている、そんな気がしてなりません。