常任委員会開催日
仙台市議会では年四回招集される定例会の間、中2ヶ月月一回常任委員会を開催しています。日常遅滞なく執行される仙台市行政の報告及び課題の審査並びに五つある常任委員会が所管する行政委員会並びに各局の課題認識と取り組みを審査することが目的です。
今回は「職員の研修を中心とした人材育成」について審査し質疑応答がなされました。この時期国に提出される「各種要望」についても報告されました。政令市の政令市ならではの行政課題があります。
権限並びに予算の増額を予防するのが中心となりますが、長年にわたり繰り返し繰り返し要望している割には、遅々とした歩みと言わざるを得ません。事は国レベルに関わること国会議員の奮起をさらに促していく事が大事です。
所管事務以外で私は3つのテーマに当たって後藤曲の考えを質しました。
「市民にわかりやすい広報のあり方」について、これは市民から「仙台市政便り」に掲載された記事の中にわかりにくい言葉があったことを受けての指摘です。です。チェックをさらに丁寧にする工夫を検討しているとの回答がありました。期待できそうです。
次は「阿武町で発生した公金のご送金」事案、早期についての本誌の安全確保の取り組みについて説明を受け、「間違いが起きないシステムである」と確認しこの際公金の扱いについての慎重な取り組みの啓発を約束して貰いました。
「困難である」など行政で普段に使われる言葉の曖昧さをなくしてほしいとも要望しました。通学路の安全確保に今取り組んでいますが、できるのか出来ないのか、警察と仙台市とのあいだで理解が曖昧なままに進んでいる事例があります。
事は人の命に関わる事案です。警察ができないならばその根拠を明らかにし発言者とともに記録をしておくことが必要です。万が一起きてはいけない事故が起きた場合責任の所在を明らかにするためです。公務に携わる人はそれだけの覚悟で取り組むべきだし発言もすべきだというのが私の考えです。
これも仙台市役所内はもちろん国そして間など外部機関との交渉の際も、曖昧さをなくす取り組みを約束して貰いました。
北1番長通りと宮町通りの交差点に設置された押しボタン式信号を見るたびに思い出します。危険を回避するために地元から出された要望が1年4ヶ月も未解決のままに置かれとうとう死亡事故が起きてしまいました。その後信号機が設置されたと言う残念な事案です。
交通管理者そして道路管理者の「不作為」なったとは思いたくありませんが人の命を救えなかったこの事実関係者忘れてはいけないと思います。曖昧な言葉でお互いに責任を押し付け合うことはあってはいけません。