三年ぶりの歓送迎会

三年ぶりの地区連合町内会会長会の歓送迎会が開かれました。年度が変わり、町内会の役員人事が行われて、会長さんが変わったことに伴うものです。12の町内会で構成されるうち3町内会の会長が変わりました。

病気によるもの、家庭の事情によるもの、町内会事情によるものと交替の理由は様々です。惜しまれて交替するという点では同じです。時代の変化の中で厳しい運営を強いられる町内会、会長は重責です。

会長職は実行力が期待され受けたからには上手く運営することが求められる立場ですから、就任を請われてても尻込みするのは当然です。早速批判の対象になりかねません。町内会役員はボランテイアですから、皆さん利害抜きの同じ立場、人間関係の難しさを乗り越えねばなりません。

退任される会長さん達は就任期間が優に十年を超えるベテランの皆さんです。任期中、大震災もありました。コロナパンデミックという感染症の蔓延の中の町内会運営ということもありました。難しい運営を余儀なくされたことと思います。誠に有難うございました。

仙台市の行政は市内一円に組織された実に多くの町内会に支えられています。町内会の存在が無くなったら行政運営は立ち所に滞ると言っても過言ではありません。その大事な組織が存続に関わる大きな課題を抱えています。高齢化、後継者不足の深刻化、町内会加入率の低下等々です。

一方、行政需要は多様化しながら増加しています。課題解決が叫ばれながら有効な手を見つけかねて今日に至っています。発想の大転換をせねばならないところにきている感があります。

先ずは退任される会長さん、お疲れ様でした。お元気でお過ごしください、そして今後とも宜しくお願い致します。新たに就任された会長さん、どうぞ宜しくお願いいたします。

歓送迎会の締めは、手締め、三年ぶり、良いですね。市民生活に一瞬の停滞もありません、したがって町内活動にも。心を新たに出発です。