むずかしいことをやさしく
専門用語、テクニカルターム、カタカナ英語、 カタカナ表記、ひらがな表記、英語表記などなど、日常目にする文章の海の中における「言語表記の多様性」は日本の特徴、私は基本的に良いと思っています。表現の自由もあります。
しかし時と場合によっては表記の仕方に工夫が必要です。身近では市政便りそして議会便りです。これらは注意と工夫が必要です。年4回の定例会後に作成される議会便り、質問者の質問を限られたスペースながら記載してもらえます。
平均8,000字前後の原稿を100文字、十行程度に収めるのですから、知恵と工夫が必要です。私は毎回議会事務局のスタッフにお世話になっております。質問の趣旨を踏まえて見事に整理してくれるスタッフの工夫と知恵に並々ならぬ能力の高さと非凡さを感じ、感謝するところです。
毎回担当スタッフと打ち合わせをする際に特に注意するのが「お読みいただく市民に分かっていただけるかどうか」、「伝わるか否か」 です。どんな言葉を使うかここに1番注意を払います。
完成した時は思わず「ハイタッチ」(2人が互いの手のひらを顔や頭の高さで合わせて叩き合う動作)(⌒-⌒; )解説文が必要になりました。(笑)
「むずかしいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを面白く、面白いことを真面目に、真面目なことを愉快にそして愉快な事はあくまで深く」井上ひさし
ともすると安易に流れやすい表現、思いをいかに伝えるかそして伝わるか、共感を得てともに考え歩んで頂くか、永遠のテーマであり自身の日々の努力の積み重ねが大前提、言い聞かせています。