和して同ぜず
午後議会でヒアリング、この機会にということで新任の局長、次長も一緒に挨拶に来てくれました。ありがたいことです。
議員の在籍を示すランプも今日は少なく閑散とした議会棟ですが、常連の議員ランプはついており弛まぬ活動の様子が思われます。
定例会は年に四回、会期中は日程に縛られ調査活動は極めて制限されてしまいます。会期中は調査活動は極めて制限されてしまいます。定例会を挟む2カ月間が調査ができる期間となります。いわばかき入れ時です。
議員として取り組んでいる課題を着実に結果につなげていくためには人事異動の際の引き継ぎの良し悪しが大事です。
今回は引き継ぎが非常に上手くいっていると感じています。「人に恵まれている」と思うとともに幹部職員の意識が変わってきていることを強く感じます。
仙台市行政の長はもちろん市長が務めています。市長の指揮のもとに仙台市役所が組織的に動いている、当然のことです。一方議会議員も課題解決のために市役所と言う組織を動かす存在です。よく動いてくれているなぁ、これが実感です。
議員が職員と課題認識を共有でき目指す方向が一致した時、仕事は気持ちの良いほどスピード感を持って進んでいきます。鍵は議員の課題認識に社会性があるかどうか、「分かりやすいプレゼンテーション」で職員の共感を得られるかにあります。
数やしがらみで行政を動かす時代はもう既に過ぎたものと考えています。行政執行を歪める危険があります。
陳情立ち会いも議員の仕事ですがこれだけでは済まない、間に合わない時代になって久しいものがあります。「気づきと対策」議員活動のウェイトはこちらに移り、これとても大事です。
更に号令一下「右向け右」の時代はもう過去のものです。議会が機能するためには議員一人ひとりの自立自尊これが基本になると考えています。「和して同ぜず」味わい深い言葉です。