生涯スポーツ都市

「生涯スポーツ」という言葉、最近身近で普通に耳にするようになりました。 定義は「誰でも、いつでも、どこでも、気軽にやれるスポーツ」となっているようです。日本レクリエーション協会、水泳、剣道、ダーツ、ダンス、バレエ、ラジオ体操、卓球、などが挙げられています。

関係者としてはソフトテニスもあげたいところ、そうなるとテニスも該当するのではないかと思いますが、関係者の皆さん如何ですか。合気道も忘れてはいけません。あの激しいスポーツの印象が強いラグビーフットボールも還暦チームがありました。

そうそう忘れていけないのが、野球、とすれば、ソフトボールも入りますか。ゴルフも入れば、今ブームのグランドゴルフ、も入れねばなりませね。キリがないことになりました。各競技団体は高齢化社会を意識して世代に合わせた工夫が盛んに行われています。生涯スポーツの「定義」も変わってくるのでしょうか。

今日は、「ダンスカーニバル イン 仙台」にお邪魔しました。年間行われる競技会形式のイベントに中に、異色のお楽しみをメインにした企画です。紳士は上着なし、淑女は練習用ドレス(と言ってもセンスと品格があります)を見に纏い楽しみながらちょっと競技のペイストも加味したゆったりした雰囲気の大会でした。このカーニバルも三年ぶりの開催になります。開催して良かった、主催者側の実感です。

仙台市では市民のスポーツ参加の機会を多く設けています。主管は仙台市スポーツ振興事業団、実に様々な取り組みが行われています。希望すれば何かしらスポーツの経験ができる環境はできています。

市民のアクセスのしやすさ、が課題です。ともすると関係者だけの関係者のイベントにならぬよう、関係者のご苦労は多としながら、さらに関係者に頼るばかりで無く、市を挙げて工夫が必要です。(任せきりではいけません)

地域の体育振興会、存在は重要です。実現しているスポーツ団体との連携の拡大も必要です。市民がスポーツを「誰でも、いつでも、どこでも気軽に」楽しめる入口を多くする。そのためには先ず、指導者への支援、ここがポイント、無償ボランテイア頼りはむしが良すぎる、こののままでは限界です。

生涯スポーツ都市仙台、これほどスポーツ団体が存在し活動している都市は珍しいのではないかと思います。しかもプロのチームの多さも「全国トップレベル」。羽生 結弦(はにゅう ゆづる)選手も仙台を拠点に活動するとの意向。看板は既に用意してあるも同然。いつ掲げるのか「生涯スポーツ都市せんだい」の看板、課題は見えています。環境整備が急がれます。