令和8年第一回定例会(予算議会)閉会しました
予算議会が終了しました。同時に、新年度に向けた行政幹部の新しい布陣も示されました。今回の議会では、本市史上最大規模となる予算案が提出され、その内容について集中的な審議が行われました。俯瞰して振り返ると、各議員がそれぞれの課題意識と視点を持ち、時には一つの政策に強くこだわりながら質疑を重ね、行政との間で実質的で充実した議論が交わされた議会であったと感じています。
議会終了後、市長から行政幹部の新しい布陣について連絡をいただきました。私自身の率直な感想としては、新体制には大いに期待できるとお伝えしました。史上最大の予算を執行していくうえで、行政組織の力が問われる一年になります。新しい幹部のもとで、組織としての力が十分に発揮されることを期待しています。
一方で、議論が特に集中したのが、(仮称)音楽ホール・中心震災メモリアル拠点施設です。当初の想定を大きく上回り膨れ上がった事業費については、会派を超えて議会全体で懸念が共有されました。そのため、予算執行にあたっては市民理解を得るための一層の努力を求める付帯決議が議決されました。
文化と震災の記憶を未来に継承する拠点整備は、都市の将来に対する投資ともなり得ます。しかし一方で、判断を誤れば将来世代への負担となる可能性もあります。まさに「未来への投資」か「将来への負債」かが問われる事業です。だからこそ、市長自らが先頭に立ち、事業の意義や財政見通しについて、市民に対し丁寧で積極的な説明を重ねていくことが重要だと考えます。
議会の責務は、市民の利益の観点から行政を点検し続けることです。今回の議論を踏まえ、引き続き責任ある監視と建設的な提案を重ねていきたいと思います。
