第二の復興

第二世界大戦敗戦後77年、敗戦後の復興そして成長、高度経済成長をかけない行き着くところまで上り詰めたバブル景気そしてバブル崩壊、以後20年にわたる低成長が続いています。

嘗ては「ジャパンアズナンバーワン」と言われ飛ぶ鳥落とす勢いの我が国でしたが気がつくと先進諸国の中で統計上賃金が上がらないのはわが国だけと言うことになりました。残念なことですが、国全体でこのことを問題にする空気が無い、なんということでしょう。

国政を預かる国会議員、数は余るほどいる中での中でしんけんにこの問題の解決に取り組む議論が行われたとは寡聞にして聞きません。テレビが扱うテーマはジャンルが違い、言ってみれば議論はお門違いの方向を向いています。

しかし、一方まちは老朽化が進み対策が待った無し取り組みが始まっています。民間は待っていられぬ、他力に期待はしないということです。ということで、ご相談を頂きました。重い重い話です。

敗戦後の復興が第一番目なら、今起きつつある動きは第二の復興です。民間としては命がけの取り組みです。行政は果たすべき責務に対する自覚をしっかり持たねばなりません。