お盆入り

仙台ではお盆の入り、「御仏壇」のある各家庭でご先祖様をお迎えする日です。我が家は日没を目安にお迎えすることにしています。本日の日没は、6時33分、確認致しました。

所用があり市内を車で移動しましたが、心なし交通量も少ない感じです。お会いした方々も、普段の姿、仕事や立場を離れて寛いでおられました。

近所に2年前新しい床屋さんができました。私の住む地域は歴史もあり住人も多いといことか「床屋さん激戦区」でした。歩いて一分の狭い地域に床屋さんが三軒、加えて理容店二軒と混み合っていましたが、それでも共存出来ていました。

気がつけば、閉店が続き、美容院、理髪店それぞれ一軒と寂しくなっていました。理由はいろいろあるのでしょうが、不便になったことは現実です。そこに出来たのが「千円床屋」さん。独立系です。青年店主が一人です切り盛りしています。

地域性に合えば良いのですが、さてどうだろうと老婆心ながら心配をしていましたが、定着したようです。(安心安心)私も常連、今まで他地域でお世話になった店は何店かあるのですが、今では他は考えられません、

腕前、人柄、辛抱強さ、一生懸命さと客との適度な距離感、なかなかな人物です。始めは自宅から歩いて二分という至近にできた便利さが気に入っての「便利本位」でしたが、振り返れば、当初から気が合ったのかもしれません、お互い意識ぜずに。

育ちの良さも感じます。短い時間での会話からご両親を大事にしていることが伝わります。仕事ぶりを見て他は考えられない、となったのでした。「家庭」での子供の生活環境とても大事です。子供にとっては「家庭」は最大の居場所ですからね、両親が揃ってもそうでなくとも、です。私はそう考えます。これまで子供が安心して寛げる場所づくりはとても重要であると考えて行動してきました。

さて、我が家はご先祖様が喜んでお帰りになって下さり寛いでいただける場であるかどうか、顧みて「反省」です。仏事は欠かさぬようにとは心がけてはいるものの、心、がこもっているかどうか。お盆、お彼岸、季節の節目の仏事は欠かせません、

悠久の時の流れ連綿と続く「今ある命」の尊さを改めて思います。随所に主となり懸命に生きる。お盆中は休まず仕事をするとのこと。昼食も摂らず立ち尽くめ働き通し、青年店主から学ぶこと大です。私も我が身に鞭打ち、仕事に励みます(^_^;)税金で支えられている我が身、二倍三倍働いてまだまだ足りない。カレンダー通り動く予定です。

社会が一斉にスタートするお盆明けが楽しみです。