失われた三年

私の自宅は小学校の隣にあります。最近、小学校の体育館から演奏の練習をする様子が伝わっててくる様になりました。歩いて1分もかからない距離の関係もあり、風の関係でまるでその場にいて練習を見ているような感じがすることがあります。

今日も朝早くから練習が始まりました。雨後の筍が目に見えて大きく成長するが如く急速に上達してきている感じがします。ために貯めた力の爆発するかの様です。

コロナ感染症の影響で長らく練習を控え、発表会参加も叶わない状況が続いてきました。練習ができないことにより、練習から学ぶ有形無形の様々な経験をすることなく「学びの黄金の時期」を過ごしているわけです。

児童生徒たちは人生の基本となることを学ぶこの大事な時期に、子どもたちは「健康を守る」という決して贖えない理由で、不自由な環境で細々と学びを続けてきています。先生方のご努力で一定の水準の学力が維持していると言うことで一安心ではあります。

アフターコロナが視野に入ってきています。児童生徒のこの「失われた三年」のフォローは可能な限り行わねばならないと思います。

8月には県内でコンクールがあると聞いています。優勝目指して子供たちがんばれ。