要望が伝わっていなかった、何故?
昨日開催された「新緑祭」で久しぶりにお会いした方から、要望をいただきました。
西道路から都心に入るルート、「暗い長いトンネルを抜けるとそこに歩道橋があった」とドライバーには印象的な歩道橋のバリアフリー化です。
スロープを緩くして高齢化社会に対応してほしい、掻い摘んで言えばこの一点。
この件は、市長にも伝えたとご本人は言います。幼少年の情操教育にこれまでご貢献された方で仙台市の行政にも貢献されてきました。
現在もグループを作って都市公園の活性化にご尽力中。ボランティア精神ますます旺盛な方です。
これは少しでもお手伝いしなければと思い、開けて本日、早速、これまでの経緯を調べることから始めました。記録なし。
ご本人及び周辺の方はあらゆるところで伝えてきたと言うのですが、仙台市の記録には一切ありません。
これまでの私の経験から考えると、仙台市の職員はメモなども含めて記録を残すことに特に注力しているはず。市民からの声に対してあだやおろそかな対応は許されません。職員は肝に銘じている基本的なことです。従って市職員の怠慢でもない、と思います。
何故伝わっていなかったのか。不思議な事ですが今更詮索しても甲斐なきことです。
結論は今後仙台市が歩道橋の管理主体である国土交通省にご要望を伝えることから始めることになりました。先ずは第一歩。
議員に言ったつもりあるいは要望をしたつもりが、当の本人には要望として認識されず伝わっていなかったということがこれまでもありました。下手をすると、お互いの信頼が壊れてしまうことにつながる。怖いことです。
説明したはずなのに、知らないあるいは聞いていないと「言った言わないの水掛け論」になることもたまたまあります。書類にして残すなど工夫が必要です。
言い放し聞きっぱなしにはならないようにお互いに気をつけたいものです。