視察二日目

視察二日目、銀河鉄道で渋民駅まで。静かな佇まいの駅でした。駅前広場には石川啄木の碑がそっと迎えてくれました。“”雲は天才だ“”、微かに記憶が蘇ります、と言っても、そう言えば聞いたことがあるなあ程度。文学度、低い。反省です、この辺のリバイバルを図らねば。“”不来方のお城の草に寝転んで空に吸われし十五の心“”これは空そしてここでは雲、キリット目線を上げて空を見上げてものを思う青年の心を今一度です。

駅近くのお店の方に聞いたら目的地まで歩いて20分、駅にはタクシーが待機していましたが、時間も十分ありと言うことで、歩き始めました。十分ほど歩いて散歩中の老夫婦に尋ねると一瞬目を丸くして、後30分、とのこと。駅に戻ってタクシーか、とは思ったもののそのまま前へ前へ、四号線沿いにある文化会館まで結局50分歩きました、態々上りのだんだら坂の渋民バイパスを通って。

足元をただ見つめ、哲学をしながら、人生とは、こんなもの、何て、独り言ち。歩く人もそう無いだろうと思われるバイパスの歩道、ナットにキャリアの足を取られ、クルミのみが転がっているのを発見し、どこからか飛んできたパンフレットを横目で見、とうとう歩道で昼寝をしていたと思われる青大将と鉢合わせ、お互い吃驚して青大将はそそくさと草むらに、私は棒立ち。

お約束の10時、姫神ホールに到着。館長さんと係りの山口嬢にお迎え頂きました。ヒアリングを受けてホールの隅々までご案内を頂きました。舞台係の工藤さんにはホールのみならず県内外の優れたホールのご紹介もいただき目が開かれた思いです。次の展開の方向が新たに見えてきました。仙台市も本格的に音楽ホール建設に着手しますが、今後の計画に生かせる提案をしてゆきたいと思います。

視察後山口さんには盛岡市役所まで送って頂きました。盛岡市中心部に用事もありどうぞ言うことでお誘い頂き、恐縮しながら乗車。関東から故郷に帰って来たばかりと言う山口さん、道中いろいろ話ができました。仙台が欠ける課題と盛岡市が抱える課題、おなじです。Iターンにしろ、UターンにしろそしてJターンにしろ、就職の機会をどう多く用意するかです。一都市だけでは出来ないこと、東北の各都市の総力戦を挙げた取り組みが出来ないか、そう思います。宮澤賢治さんの言葉「世界全体が幸福にならないう内は個人の幸福はあり得ない」をふと思いました。東北全体の幸せ、か。

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