公私混同

かつて上司であった人から、現役職員が第三者のいる前で先輩風を吹かせられ依頼ごとをされた場合、どう対応するのか、さてさてとても興味深いことです。

分かりました、先輩からの話では対応しなければなりませんね、となった場合

その場に居合わせた第三者はどういう認識を持つのか、更に興味深いところです。特に補助金が絡んだ場合、市役所の一室で数人の関係者だけでそんなやり取りが行われたとすると、ふむ。

かつて職場の上司部下の関係であったとしても、方や公務員、方や民間人、お互い節度は必要です。特に民間人になった人は、部下の立場に配慮すべきだと思います。

私が議員なりたてのころ、幹部職員のたまり場が歓楽街に数か所あり、夜になるとそれぞれのグループが集まり、若手職員がカウンターの中に入ってバーテンダー紛いの役割を果たすということがありました。

たまり場への出入りは、出世の入口、なんて話がひそやかに語られ、実際足を運んだお陰で上級幹部になれた、なってことが話題になりました。

好奇心が掻き立てられ覗きに行ったことがありました。市中心部連鎖街の一角にあるそのお店、小さなお店でしたが賑やかでした、実際。カウンター内にいました、見慣れた職員。

ドアを開けて入ろうとしたその一瞬、一斉に向けられた視線に込められた独特のメッセージに、失礼しましたと踵を返しました。いやはや。

本来市役所の人事は第三者機関である人事委員会で行われ、当時も客観的な判断による人事が行われておりました。 更に係長試験が正式に制定されるなど、公平公正な人事制度になり今日に至っていると思っています。

連鎖街もなくなり、かつてのたまり場も消え、陰の人事のうわさも、聞かなくなりました。あってはいけないことがさもあるように語られることが無くなったことは結構なことです。

退職した後の幹部職員の身の振り方を長く見てきた一人としては、あの人この人、見識のある人が多かったなあとつくづく思います。実に立派でしたね、現職を困らせないよう分を弁えておられました。

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