すべては一人の命の守りのため

日産自動車苅田かんだ工場は、東京ドーム51個分すっぽり入るという、巨大工場です。社員三千人、関連企業を入れると如何ほどになるのか。年間60万台に上る車両が生産されています。敷設された岸壁からは世界各地に車両が送り出されています。

作業事故は無し、それは徹底した安全管理によって担保されています。生産はロボットの導入でほぼ完全なオートメメーション化されたラインで行われています。人が関わるのは、ロボットでは代替えできない“”感性“”に触れる工程、人の肌で確かめる塗装の出来上がりとか車体表面のわずかな傷を見逃さないとか。

防災の要諦は、一人ひとりの責任と役割の自覚と実行。慣れず、油断せず、厳しい管理いわば信賞必罰の管理体制の構築と維持にあると言って良いでしょう。苅田工場に徹底しているのはこの精神です。

送迎のお世話にもなりましたが案内役の係りの方が乗降の際にイの一番安全確認、帰りは橋上駅の苅田駅のエスカレーターの入り口に車をつけて頂いたこと。駅正面を通り越してどうしたかと訝りの心も束の間、心遣いに気づいて感謝の心に変わった一瞬でした。

キャリア付きの旅行鞄をゴロゴロと鳴らしながら移動する視察団一行にとっては有難い配慮です。そう言えば先ほどゲストハウスでお世話になった皆さんが姿が見えなくなるまで手を振って見送って下さったことを思い出しました。

どんなに優れたシステムでも、人が動かす、人が生かすことを忘れてはなりません。一人ひとりを大事にする組織こそ防災でも大きな力を発揮するそう学んだ一日でした。

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